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2006.11.09

二十四の季節と暮らす。

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[2004.8.17]
夏はポーカーフフェイスであります、まったく。
「暑いぜ」「まだ照るぜ」とさんざプレッシャーをかけて、
その実は背後に秋をかくまっている。
だまされてはいけません。
残暑なんて強がりです。
いくら暑さがぶり返しても気持ちは夏に戻れない。
風景のそっちこっちに、
秋はしっかりと顔をのぞかせているから。

Aki2 Aki3_1

 今年の立秋は8月7日でした。前後して、あれが聞こえてくる日を毎年注意しています。時間帯はすっかり日が落ちて暗くなった午後8時以降。今年は8月4日の夜に聞こえてきました。
 ギーッチョン・・・ギーッチョン
 秋の虫の初鳴きです(聞きなしは独自)。このウマオイというバッタの仲間を俗にスイッチョンと呼ぶのは宮城だけでしょうか、それとも全国区? どなたか教えてください。
 虫の名はともかく。東京が連続真夏日の記録目がけて突っ走っている時、宮城県河北町も昼は30℃近かったのですが、ウマオイは秋の到来を感じでいたのでしょう。確かに朝晩はぐっと涼しくなって、朝方などタオルケット1枚くらいかけていないと目が覚めるような気温の下がり具合でした。
 この「初鳴き」、立秋から4日以上ずれたことがありません。寒い夏であっても大きくはずれないようで、昨年は立秋の2日前でした。確かめているのがここ4年くらいなので継続観察としては心許なく、他の地域でどうなのかわからないのでなおのこと断言はむずかしいのですが、日本の自然は旧暦(太陰暦)を元にした二十四節気で動いているようだなー。と思います。 穀雨の頃には不思議と雨が降るし、霜降の前後には文字通り霜が降りる。霜が当たったら畑のホウレンソウが甘くなるぞとわかります。ウグイスの初鳴きは仙台管区気象台に寄ると3月の立春前後ですが、これだけは実は毎年もっと早い。拙宅の周辺では、必ず2月中に一度、気の早い個体が鳴きます。ただし美しい「ホーホケキョ」ではありません。
「ホー・・・$#“@**ゲギョ」
 マイクテストみたいな調整なのでしょう。その後、しばらくは鳴きをひそめて、3月に本番のさえずりを始めます。
 山川草木、花鳥風月、天地風水の動きを見つめて二十四節気が定められた訳ですから、シンクロしているのは当然としても、新暦(太陽暦)の意味が頼りなく見えることは否めません。いっそのこと日本全部を、旧暦にリセットしてはどうでしょう。悪くないと思うんだけど。
 画像は8月15日、初秋の風景を拾い集めました。

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